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インタビュー#04 Manna(マナ)|LAでストリートパフォーマンスができることは運命かも

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周りにはたくさんのヴォーカリストやミュージシャンがいて、ライブで歌ったり、他の人のステージを見ていると、自分自身が音楽で生きていくことに対して目一杯立ち向かっているのかどうか自信が持てなくなる時があります。

大学三年生の今、周りには就職を今後の目標としている人も多くいます。私は私のやりたいと思ったことに対して家族から、そして先生、応援してくれている人たちからも本当にたくさんの精神的、経済的協力をしてもらっています。そしてときどき、その気持ちに充分に応えられているのか考えてしまいます。

歌をプロとして仕事にしていくことが可能な人は、「そのための努力をしている人」

私には日常的に歌に対する充分な努力が出来ているのか不安に感じるときがあります。また、大学院へ行き勉強を続け、将来は大学で勉強した心理学関係の仕事につきたいとも思っています。人生の大きな決断をする時がすぐ目の前にくるのかもしれない。正直、迷っていました。

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Manna(マナ)|大学3年生
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私が自ら進んで音楽を始めたのは、中学の軽音楽部に入った時。軽音楽部では同学年で固定バンドを組み、私の担当はDrums。3人しか居ないメンバーの中で次第にVocal もやることになったり、アコースティックギターを習い、発表会に出たりと学校以外での音楽活動も始まった頃、縁あって歌のレッスンに通うことになりました。中学3年でレッスンをはじめてから、歌を仕事にするという選択肢が私の中で生まれました。映画が大好きなので、映画の主題歌を歌ってエンドロールに大きく名前をのせたい!それが音楽で生きて行きたいと思ったスタート。

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ストリートライブをやる場所がロサンゼルスだったこと、それが興味を持った大きな要因かな。高校1年の夏、初めて自分から行かせてほしいと頼んでカリフォルニアの短期留学に参加しました。その時の気持ちが今でも忘れられません。こんなにいろんな人がいて、たとえ言葉が通じなくても文化が違ってもコミュニケーションをとることができるんだ!という未知の体験にとてもワクワクしました。ありきたりですけど、世界が広いことを実感したんです。私にとってLAは、そういう意味で価値観を広げてくれた特別な場所です。そんな特別な場所で、迷っている今だからこそLAで歌うことに意味があるんじゃないかと思っています。そして何か変化をもたらしてくれるような刺激が待っているのではないかという期待もあります。

そういう理由で、せっかくの機会だし行きたい気持ちはありました。ただ、1年前の夏、大学から授業の一環としてフランスに滞在し勉強して来たところだったので、ちょっと言い出しにくいなぁという気持ちもありました。そんな私に行ってきなさいと快く参加させてくれた両親にとても感謝しています。

今は渡航に向けて、準備をすること自体が音楽に対して向き合っていることになると思っています。だから、ロサンゼルスに行くことが決まってから英語のMCをよく聞いてます。昔から「音」が好きで、鼻濁音とか日本語にないじゃないですか。ああいう「音」を聞くのが好きなので、日本語以外の言語を聞くのは結構楽しいです。今回は英語のライブMCやYoutubeでLAのストリートライブの様子を見たりして、自分がその場に立つことを考えて準備をしています。

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サンタモニカでは一人で歌うライブと違って参加者の4人で歌う曲もあり、リハーサルをしている時、当たり前のことかもしれませんが、4人で同じ歌を歌っているのにそれぞれ歌い方が違うこと、その発見をとても面白いと感じました。何人かで音やリズムをあわせる、揃えることの難しさも感じました。まだまだ未知がたくさんあるんだとワクワクしました。

「正直、迷っていた」

そう言いましたが、「いた」と過去形にしたのはLAへ向けての準備をしていくなかでもやもやとした迷いが漠然とではありますが、少し晴れてきたように感じているからです。明確な答えは見つかっていませんが、それでも今やれること、やりたいことを全力でやることが私の今の最善だと思っています。そして、サンタモニカでのストリートライブでは歌っているときの拍手が一番多いパフォーマンスをしたいと強く思っています。せっかくだから、どう思われるかを考え過ぎずにやってみたい、挑戦してみたいと思っています。

運命を引き寄せるくらいの気持ちでやれることをやりたい。

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あらためてとても解放感のある街だな、田舎と都会の中間のようなちょうどいい雰囲気が流れているところだと思いました。ストリートライブを経験してみてもう少し、マイクのシールドの長さに慣れておけばよかったなと。また、明るい表情で歌うことの練習をしておいたらもっとよかったなと思いました。最初は正直とても緊張したし、どうすればいいのかわからず不安でした。顔をこちらに向けてくれる人と目を合わせたり、リズムを体でとるうちにだんだん楽しくなりました。

持っていって助かったものは、箸、じんべい、のり。
持ってけばよかったと思ったのは、5mくらいのシールド笑。

LAの方が音楽がとても身近であるように感じました。日本だと音楽を発信する人とそれを受けとる人の境目がはっきりしているように思います。でもLAだと歌うこともそれを聞くことも、音楽に合わせてのることも、音を楽しむこととして等しく扱われているように思いました。

今後はどんな形であれ音を楽しむことに関わっていきたいです。「歌うことが好きだな」という単純な気持ちでいていいんだと思いました。難しく考えずやりたいことをやろうと思います。もう一度LAに行くなら、路上パフォーマンスをもう一度やりたいです。あとエンゼルスの試合も見たいです。

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