ご挨拶
サイトリニューアルに伴いこのPRAXISとは…を読み返してみました。
演劇集団PRAXISを立ち上げてすでに17年が経っています。公演作品も26作品となったのは2019年でした。
PRAXISは、ほぼオリジナル作品を上演してきましたが、脚本家の都合により小休止している間、世界的にすべてが止まる状況となり、演劇もとてつもない危機に見舞われました。
演劇人の止まらない熱意はZOOMを利用した演劇に始まり、リモート演劇の広がりを受け、主宰である自分自身の消えない演劇への思いを持ってインターネットラジオで2021年12月、演劇集団PRAXIS Vol.27として朗読劇公演 清水邦夫作「楽屋」をすべての稽古をZOOMで行い、本番のみ都内スタジオにおいて収録およびネットラジオでの生配信でを行いました。その後はネットラジオの世界で朗読劇を行う劇団VSOP(Voice Sound opportunity of PRAXIS)を旗揚げし、既存作品を生で、またココナッツプレゼンツというユニットでオリジナル朗読劇を1年間にわたって公演を行ってきました。
さて、これから先はどうなるのでしょう?
脚本家は思いっきり子育てを楽しんでいます。
これは人生の中でかけがえのない大切な時期ということは私自身実感しているので、時期が来たらまた始めるかもしれません。
今言えることは、、、少し商業の場所から距離をとり、まだ奥深い音声配信の世界をもう少し楽しみたいと思っています。いや、いつ突然どっぷり浸かりに戻りたくなるかもしれませんが、演劇集団PRAXIS 旗揚げ当時と気持ちは変わっていません。「私自身が物理的に燃え尽きるまで精一杯高熱を発していきたいと思っています。」
2023年4月末
対象に対して実践的に働きかける行為的態度。実践。実行。
演劇集団プラクシス(Praxis )は 各アーティストおよび公演作品、役者の個性を生かせるように制作からプロの目線で作り上げています。PraxisMusicの設立は2003年、(有)オフィスヤマザキのなかで常 に前向きにオリジナリティーを追及し実践するアーティストのための音楽制作レーベルとして発足したが、その後アーティストプロデュース、ライブ等の企画制作を経て、2006年より演劇制作を手がけ、現在は演劇集団PRAXISとして公演、作家、役者、プロデューサーの発掘、育成も行っている。
PRXISを立ち上げてから11年がたちました。発端は一人の役者がやりたいと願う作品をやらせてあげたい…つまりプロデューサ的アプローチ。オリジナル脚本を作り出す若い作家達といくつもの作品を作ってきました。有名な人は出演していない、業界的にも商業的にも成功しているとはいえない、それだけをみたら私自身、プロデューサーとして有能とはいえないかもしれません。今かかわっている作家達が活躍する頃、私はもういないでしょう。それまでに私ができること、それは作品をこの世に生み出したいと願っている作家や役者をバックアップすること。そのために常に新しいことに挑戦し続けていきたいと思っています。
ものづくりをするには、私自身がその場に居る事。 それが大事だと思っています。制作というプロの仕事、 これは芝居、音楽に限らず僭越ながら天職だと思っています。 ただ、ものを作り上げる辛さ、悩み、迷いを 常に現実のものとして身体で感じる事は いい作品、いい役者、いい創作者と出会い、作品を完成するためになくてはならないものだと思っています。 これが私のスタンスであり PRAXISの立ち位置であります。 一つの公演の持つ意味。その公演の持る力をどうやって積み上げ今後の基盤していくか? わくわくするじゃありませんか。 私自身が物理的に燃え尽きるまで精一杯高熱を発していきたいと思っています。 一緒にものづくりをしていきたいと 思われる方のコンタクトをお待ちしています。
演劇集団PRAXIS 主宰 山崎ここ
基本理念
演劇集団PRAXISでは基本的にチケットノルマ、稽古場代は設定いたしておりません。
公演スタッフはプロとして活動している方をお願いしています。
衣装に関してはオリジナル現代劇がメインですので負担が少ないことを考え自前のものを使用しています。
ヘアメイクも特別のことが無い限りご自身で行っていただきます。
プロデュース料として経費合計の10%を公演総収入よりいただきます。
- ライブハウスでの企画公演について
本格的小劇場で行う本公演以外に気軽に飲み物を飲みながら30分程度の短編を楽しんでいただきたいと思いライブハウスを会場とした単発の公演を企画したものです。 芝居を見る機会のあまりない方にも手軽に観ていただけるように短時間、比較的低料金のものを用意いたしました。 ライブハウスという空間でリラックスして楽しんでいただければ嬉しいです。
- 自宅劇場
不自由を楽しみつつより自由に、昼間は明るく、夜は暗く。何ができるのか?個人宅で行うチャレンジ公演。
- 若手プロデューサー育成
Vol.4『Move!』が2008年12月22.23日に公演決定と同時にプロデューサー育成の一環として新人プロデューサー小瀬幸一を起用。
2010年11月、独立のため契約解除。
プロデュースを希望する者には舞台制作において実践を通し経験を積み上げてもらい独自のプロデュース体系を構築していけるように指導。脚本家とは作品の出版契約を結び作品を管理するとともに、年間を通しコンスタントに作品発表のできる場を確保し尚一層の成長をバックアップしている。
- 契約作家
2008年 脚本家 にしむらゆみ と作品の出版契約を結び作品を管理。
2010年 脚本家 そんみん と作品の出版契約を結び作品を管理。
2014年 脚本家 相澤侑太 と作品の出版契約を結び作品を管理。- 演劇集団PRAXISでは常に契約脚本家、プロデューサー希望者を募集しています。
- 契約作品
以下の作品は(有)オフィスヤマザキ office YAMAZAKI Music Publisherと出版契約をしております。
公演、ワークショップ、学校等において練習、発表などにおきまして上演ご希望の方は、お問いあわせまでその旨ご連絡ください。TASuKu
- 作家:にしむらゆみ(2019年公開)
- 公演時間:60分
- 登場人物:女性3名(20代~30代)/男性4名(1名40代)
- ある劇団の稽古場。演劇に対する考え方が、それぞれで違うことが少しずつ露呈し始め…“自分にとって演劇は、芸術か仕事か。それとも趣味か” 芝居づくりの裏側を描いた、答えの出ない物語。
MANUALS
- 作家:相澤優太(2018年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:女性1名(40代~60代)/男性1名(1名20代~30代)
- 人生はマニュアル通りに進みません。ある親子の、マニュアル通りにいかない一日を、マニュアルに沿った朗読劇。
クローズド・アイズ
- 作家:にしむらゆみ(2018年公開)
- 公演時間:85分
- 登場人物:女性5名(20代~30代)/男性3名(1名50代)
- 付き合って長い誠史朗と栞は、これといった不安や不満もなく日々を過ごしていた。春。誠史朗が住むシェアハウスに新しい入居者が現れて…ここから始まる一年間の物語。本気じゃない、遊びでもない。この恋は浮気。
マネミズ…!!
- 作家:にしむらゆみ(2018年公開)
- 公演時間:85分
- 登場人物:女性5名/男性7名
- 「自分は誰なのか?」「自分のいるべき場所は?」男女年齢問わず、人は自分を見失う。誰もが経験したであろう、その感覚を描いた作品です。“自分”を再確認する物語を、皆様と共に。密室。誘拐された男女五人。犯人は一人の男。さらわれた者達は言う「この誘拐を成功させろ」自己の存在を問うノンストップ・会話劇。
リビング
- 作家:相澤優太(2016年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:女性2名(30代~50代)/男性1名(20代)
- 高校教師からニートになったエリート青年と、家事そっちのけで芝居に没頭する母親。変化を嫌いダラダラと日々を過ごす家族に、神から鉄槌が下る…。これはフランツ・カフカ変身』をベースにした、あるリビングでの一幕劇である。
向かいのビルの窓の中
- 作家:花房徹(2014年公開)
- 公演時間:70分
- 登場人物:女性2名(30代~50代)/男性1名
- ビルの窓を通して見える様々なシチュエーションとシーンをオムニバス形式で。
壁をへだてて ~小市民だけど人は殺さない~
- 作家:花房徹(2012年公開)
- 公演時間:70分
- 登場人物:パートの主婦2名(50代)
- とある病院のデータ入力の仕事をするパート主婦2人。それぞれのブースは簡素なパーテーションで仕切られていて声は筒抜け。…会話ができる、だがいつもとなりに同じ人がいるとは限らない、とり合えず仕事をしながら隣の人とのよもやま話』が始まる、AとB,AとC、BとD、さてある日、AとBは壁の無いファミレスでちょっとした時間を共有した。壁はなく向き合って話をした。何が変わったのか『本当は』みたいなものが 見えて来たのか。
ヤンデタイヨウ
- 作家:にしむらゆみ(2012年公開)
- 公演時間:90分
- 登場人物:富士(主人公。23歳)、ショージ(オスの小型犬)、三浦才(富士の幼馴染。22歳)、川口(富士の友人。23歳)、山仲正夫(富士の恋人。20歳)、元栖(富士が働く店の店長。29歳)、赤池(精神科医。35歳)、筑波(富士の仕事仲間)、浜(富士の仕事仲間)、アンサンブル(女:筑波の弟ほか)、アンサンブル(男:患者ほか)
- ある日、突然 顔を見られるのが怖くなったー!!救って欲しいわけじゃない、わかって欲しい。理解なんて出来ない、助けてあげたい。《悩み》がテーマの、笑っちゃうぐらい噛み合わない物語。
音を上げる
- 作家:にしむらゆみ(2011年公開)
- 公演時間:10分
- 登場人物:作家(20代前半)/マネージャー(20代後半)
- 締め切り間際で、仕事場に缶詰状態の作家と、様子を見にきた担当マネージャー。「もうダメだよ」「そんなことないですって」「ホント、ダメ」「そんなことないですって」「絶対無理」「そんなことないですって」「限界」「そんなことないですって」いつものように繰り返される、二人のやり取り。追い詰められた人間のお話。
化けの皮をはぐ
- 作家:にしむらゆみ(2011年公開)
- 公演時間:15分
- 登場人物:ストライプ(上品なメスネコ)、ネズミ(年長のオスネズミ)、チビ坊(オスの子犬)
- 舞台は、動物好きな人間の家。リーダー格で、誰にでもわけ隔てなく優しい、ネコのストライプ。そのストライプに尻尾を振り、何とか住まわせてもらっている、汚いネズミ。新しくもらわれてきた、気弱な子犬のチビ坊。誰かが、猫を被っている…? そして、負け犬の遠吠えがこだまする…女・子供・大人の、本性を皮肉った物語。さぁ、道徳の時間ですよ。
夢か現か
- 作家:にしむらゆみ(2011年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:ツヨシ(男・20代前半)、ジュンペイ(男・20代前半)
- 幼馴染のツヨシとジュンペイは、二人で組んで脚本家という職業に就いていた。作品が最優秀戯曲賞を受賞するなど、順風満帆な二人。だが、そんな二人に、ある日悲劇が襲いかかる。ジュンペイの妹であり、ツヨシの恋人でもあるチアキが、手術中に意識不明となってしまう。眼を背けたくなるような緊張感の中、二人は耐えられず、病院を飛び出してしまう。そして、家に戻るとチアキの声が。声を辿った先には、何と…一本のボールペンがあった。“生”と“死”を、ちょっと変わった角度から抉った物語。
空気を読む
- 作家:にしむらゆみ(2011年公開)
- 公演時間:15分
- 登場人物:山田(男・高校一年生)、藤咲(女・高校二年生)、岩井(男・大学一年生)、監督(男・四十代前半)、女子生徒(高校二年生)、河村(男・高校三年生)
- 夏。来週、甲子園地区予選を控えた野球部。一年生にして、エースピッチャーとなった山田だったが、練習試合で右手を負傷してしまう。怪我のことは、誰にも言わないと決心した山田の前に、すべてを見抜いていたマネージャーの藤咲が現れる。高校生活の、甘酸っぱい思い出。…のはずだったのに! 皆、空気読んでよ!
Empty ~そんみん短編集3部作~
- 作家:そんみん(2010年公開)
- 第1話「焚き火」
登場人物:菊子(10歳代後半 女性 家出中)、小沢(40歳代後半 男性 画家)、祐介(20歳前半 男性 菊子の彼氏) - 第2話「9番目の女」
登場人物:小池(中年の女性) - 第3話「空腹からの暴挙」
登場人物:夫(30歳前後)、妻(30歳前後)
空気を読む
- 作家:にしむらゆみ(2011年公開)
- 公演時間:15分
- 登場人物:山田(男・高校一年生)、藤咲(女・高校二年生)、岩井(男・大学一年生)、監督(男・四十代前半)、女子生徒(高校二年生)、河村(男・高校三年生)
- 夏。来週、甲子園地区予選を控えた野球部。一年生にして、エースピッチャーとなった山田だったが、練習試合で右手を負傷してしまう。怪我のことは、誰にも言わないと決心した山田の前に、すべてを見抜いていたマネージャーの藤咲が現れる。高校生活の、甘酸っぱい思い出。…のはずだったのに! 皆、空気読んでよ!
万事休す
- 作家:にしむらゆみ(2010年公開)
- 公演時間:30分
- 登場人物:嘉幸、綾奈、楽来、常呂、譲二、男
- 午後7時。止まってしまった電車に乗り合わせた5人。偶然か必然か。そこには、愛する者がいた。止まった電車の中は、まるで、時間さえも止まっているようだった…衝撃のラストが待ち受ける、ブラックユーモア作品。
竹馬の友
- 作家:にしむらゆみ(2010年公開)
- 公演時間:10分
- 登場人物:田中(男・20歳)、山岸(男・21歳)
- 大学の広場。大声でチラシを配る田中の姿が。そこへ、先輩の山岸がやってくる。何をしているのか尋ねると、田中は爽やかに、こう答えた。「親友の為に、竹馬サークルを作ったんです!」ちょっとおバカさんの、友情物語。
横紙破り
- 作家:にしむらゆみ(2010年公開)
- 公演時間:15分
- 登場人物:女教師(27歳)、男子生徒(17歳)
- 教師は、自分が受け持つクラスの生徒1人呼び出し、ある頼みごとをする。しかし、その頼みごとに、生徒は納得しない。次第に、話は生徒の過去にズレていき…果たして、横紙破りなのは、教師なのか? 生徒なのか?
昨日は人の身、今日は我が身
- 作家:にしむらゆみ(2010年公開)
- 公演時間:15分
- 登場人物:ミカワ、ツツミ
- 深夜のコンビニ。バイトは2人。思いっきりサボる子。キッチリ働く子。他愛のない会話。どこにでもありそうな光景を描いてみました。…一箇所を除いて。
@未完成住宅.com
- 作家:にしむらゆみ(2009年公開)
- 公演時間:90分
- 登場人物:三沢♀(28歳)、豊田♂(24歳)、多摩♂(26歳)、花岡♀(21歳)、優心♂(21歳)、心美♀(24歳)、由紀子♀(21歳)、小岩井♂(32歳)、吉川♀(24歳)、池内♂(26歳)、有香♀(21歳)、行男♂(22歳)
- @=at=~で未完成住宅=家として完成されていない=家族が住んでいない建物=モデルルーム。.com=ドットコム=ドッと混む。家族の大切さ」じゃなく、家族の大変さ」を描いたコメディ会話劇。家に帰りたくなっちゃいます。
くちばしが黄色い
- 作家:にしむらゆみ(2009年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:舞台監督・高村(25歳前後、男女どちらでもOK)、新人・大倉(20歳前後、男)
- ある劇場。開場まで、あと30分。最終チェックをする舞台監督・高村のもとに、急遽、通りすがり役で出演することになった新人・大倉がやってくる。高村は大倉に段取りの説明をする。しかし、全くもって伝わらない。大倉は、顔だけで採用されたド素人だったから…独特な意味を持ち、ちょっと変わった使い方をする舞台用語を駆使したコント。勉強になりますよ。
大人げない大人シリーズスリーナンバー
- 作家:にしむらゆみ(2009年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:中年女性…50~55歳
- ある日、ミズタニさんは言いました。110に通報したい!」ある日、ナガサワさんは言いました。117を聞いて、引きこもり続けたい…」どうでもいいけど、ちょっと気になる。そんな大人げない大人の話。
東西を失う
- 作家:にしむらゆみ(2009年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:東京人(子供は息子1人、自分自身は次女、夫は飲食店のオーナーで、店は都内に3店舗、服は詩仙堂が好き、趣味は庭に好きな花を植えること、グータラな奥さん・お母さんではないがやりたいことはやる自由人、品はあるほう)、大阪人(男っぽい性格・振る舞いでモテない、彼氏とはmixiで知り合った、24歳、商業高校出身で、仕事は事務処理、パンクファッションが好き、短気、兄1人、姉2人、デートの時は姉のノンノ風な服を借りている)
- 博多発、東京行きの新幹線。大阪駅から乗り込んだ女性は、自分の座席に、見知らぬ女性が座っていることに気付く。あの~、すんません。そこ。うちの席なんやけど」この一言から、東京人と大阪人の壮絶な戦いが始まった。最後に笑うのは、どっち!?
Move!~ If you do not begin, will not your story begin? ~
- 作家:にしむらゆみ(2008年公開)
- 公演時間:90分
- 登場人物:ユリナ♀(21歳)、タクヤ♂(21歳)、カズノリ♂(27歳)、コウタ♂(23歳)、マリ♀(18歳)、ミキ♀(18歳)、サトル♂(24歳)、ルリコ♀(19歳)、シンイチ♂(23歳)、ユキマサ♂(22歳)
- 都心までは電車で30分。東京都だけど、何だか田舎臭い。そんな中途半端な場所で、彼らは、夜な夜な路上ライブを行い、楽しく、だが中途半端に生きていた。 しかし、ある夜、1人の女性が現れたことによって、彼らの未来は大きく動き出す。 “あなたが始まらなければ、あなた自身の物語も始まらないでしょう?” 中途半端な思いの中から、抜け出そうとする若者達の物語。
私の願い事 110&119
- 作家:にしむらゆみ(2008年公開)
- 公演時間:25分
- 登場人物:中年女性(50~55歳)
- “給食のおばちゃん”として働いていたおばさんが、 家庭の事情で仕事を辞めることに。働くことが大好きだった彼女にとって、家で主婦として過ごす毎日は退屈で仕方がない。そんな時、友人から仕事を紹介してもらう。それは…“宝くじ売り場のおばちゃん”家にいるよりかは退屈しないが、やはり何かが足りない。なにか…そう、刺激が足りない!普通な毎日に退屈し、刺激を欲した彼女はとんでもないことを思いつく。110番通報と119番通報がしたい!」彼女の願いは叶うのか…?
立つ瀬がない
- 作家:にしむらゆみ(2008年公開)
- 公演時間:20分
- 登場人物:教習生♀(20歳前後)、教官♂(25歳前後)
- 自動車学校での路上教習の時間。若くて気の強そうな教習生に、いかにも頭の悪そうなお調子者の教官。教官は、同じ年代であろう教習生に親近感が湧き、いろんなことを話しかけるが、そのせいでとんでもない展開に…日本語の奥深さを描いたショートストーリー。こんな教習所は如何ですか?